活動紹介
2017 日中ESD/GAP推進ESD国際ワークショップ
大阪ユネスコスクール(ASPnet)ネットワークでは、2017年度 文部科学省 日本/ユネスコパートナーシップ事業として「若者世代によるESD実践 臨場研修会」を行います。
ユネスコスクール(ASPnet)に在籍されている先生も、そうでない先生も、国内1,000余校(世界10,000余校)が加盟するユネスコスクール(ASPnet)の国際ネットワークの教育をもっと知ってみたいと思いませんか? また、ESDやGAP、そしてSDGsを知ってみたいと思われている先生、日本が提案し世界が共に実践することになったESDのわかりやすい浸透をめざした研修会をご案内します。
お問い合わせ・申込先など詳しくはチラシをご覧ください。
2016 日韓中ESD国際ワークショップ
大阪ユネスコスクール(ASPnet)ネットワークは、文部科学省「ユネスコパートナーシップ事業」の一環として、別紙の通り、韓国・中国ASPnet校の小中高校生を迎え、子どもたちの視点で持続可能な社会や未来を考える「日韓中(中韓日)小中高校生ESD推進のための学び合い交流会2016」(「日韓中ESD-GAP推進国際ワークショップ」) を開催いたします。
また、韓国で長年にわたりASPnetコーディネーターや、県の教育長としてユネスコ国際教育を推進して来られたユ・チュル氏を招いて「Global Citizenship Education」 の講演会を開催させていただきます。
ワークショップは、ASPnetやESDに相応しく、また「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム」の観点から、韓国・中国の先生方と「協同」でプログラムが検討され、また児童・生徒が4回の準備セミナーでESDを学び考えた内容を加えて構成されています。本ワークショップは、国や学校、年齢の異なる子どもたちが「若者世代」として交流し、自分の身近なところから持続可能性の問題を考え、学んだり発見したりしながらすべての人がつながっていけるような関係づくりを目指すものです。特に、持続可能な開発目標へ向けたESDの実践として、学びや態度がより日常化して行くことができるよう、生徒たちは創作ダンスで考えを表現します。そのプロセスなどをご覧ください。
講演会は、インクルーシブ教育やグローバル・シチズンシップ教育(GCE)などを韓国で推進してこられた成果や課題などのお話をしていただく予定です。年末でご多忙とは存じますが、ESD・GCEの「国際連帯」の場にお越しいただければ幸いです。
2016年度・「日韓中ESD・GAP推進国際ワークショップ」無事に終了!
今次は、これまでの実践研究を踏まえて① 異学年間(小中高校+大学生)、②学校・地域間(公立+私立+NPO法人立+国立)、③ 国家間(日本+韓国高校生+中国小中学生)の枠を超えて立体的な学びあい実践を教員が創り、その中で児童生徒が一緒にストリートダンスやESDの創作を通じて持続可能性への考えを伝えることをしました。また、同時に、これらは単なる生徒が学びあう企画としてではなく、ESDを通じた生徒の変容過程に教員が臨場してESDそのものの理解を深め、ESDの指導方法や指導内容の他国際的な学びあいのつくり方などの方法を会得する教員間研修を行いました。ASPnetとしての、そしてESDの理論に裏打ちされた実践力を高めています。
計画から当日までの様子につきましては、こちらをご覧ください。
声明
平成28年(2016年)6月1日
熊本県内ユネスコスクール様
熊本地震で被災したユネスコスクールへの連帯の声明
大阪ユネスコスクール(ASPnet)ネットワーク
加盟校・賛同校一同
代表 真鍋政明(大阪府立農芸高等学校校長)
平成28年(2016年)4月14日、熊本県益城町を中心とした震災は、九州中部一帯へと広がりを見せ、内陸部に甚大な被害をもたらしました。
この災害で亡くなられた方々に深く哀悼の意を示し、未だ行方不明者がおられることのご心痛をお察し申し上げますとともに、全ての被災者の皆様に心からお見舞い申しあげます。
特に、同じ学校現場に携わる立場から、多くの児童・生徒そして教職員の方々の被害に心が痛んでなりません。熊本には、私たちと同じユネスコスクール加盟校があります。ユネスコスクールの多くが大きな被害を受けています。無事だった学校も避難所として今もなお避難した人々を懸命に支えています。順次学校の再開が進んでいますが、まだまだ困難な状況が続いていることでしょう。被災した子どもたちが安心して学校で学べることを願ってやみません。
被災地からは遠い関西の私たちですが、阪神淡路大震災・東日本大震災を思い出し、ニュースを見るたびに心が震えます。
今こそユネスコスクールとしての連帯で、被災した学校や人々を支え、困難を乗り越えて未来に向かってともに歩むべく、この声明を発表します。
- ◎ 大災害を乗り越え、これからも持続社会の担い手を育成できるよう、学びあいます。
- ◎ 被災した児童・生徒のみなさんへ「大阪の子どもたちの応援の声」を届けます。
- ◎ 自分のこととして、大阪の地でできることを考え取り組みます。
- ◎ みなさんの振る舞いから学び、社会の持続性を高められるように私たちも力を尽くします。
- 連帯表明校
- 松原市立三宅小学校
- 松原市立恵我南小学校
- 大阪市立御幸森小学校
- 大阪市立晴明丘小学校
- 大阪市立高殿小学校
- 大阪市立鶴見橋中学校
- 豊中市立上野小学校
- 奈良県立法隆寺国際高等学校
- 京都府立嵯峨野高等学校
- 大阪府立長野高等学校
- 大阪府立能勢高等学校
- 大阪府立北淀高等学校
- 大阪府立住吉高等学校
- 大阪府立泉北高等学校
- 大阪府立松原高等学校
- 大阪府立北摂つばさ高等学校
- 大阪府立西淀川高等学校
- 大阪府立富田林高等学校
- 大阪府立佐野高等学校
- 大阪府立市岡高等学校
- 国立大学法人大阪教育大学附属高校学校池田校舎
- 大阪・羽衣学園高等学校
- 大阪・明浄学院高等学校
- 大阪・コリア国際学園
- NPO法人立箕面こどもの森学園
- NPO法人立京田辺シュタイナー学校
- 神戸市立葺合高等学校
- 大阪府立大学(大阪ユネスコスクールネットワーク事務局)
熊本地震支援学習会
2015 日中ESD国際ワークショップ(12月)
2015年12月
大阪ユネスコスクール(ASPnet)ネットワークは、2015年12月19-20日に文部科学省「ユネスコパートナーシップ事業」の一環として、中国ASPnet校の小中高校生を迎え、子どもたちの視点で持続可能な社会や未来を考える、「日中(中日)小中高校生ESD推進のための学びあい交流会 2015」(「日中(中日)ESD国際ワークショップ」)を開催しました。
このワークショップは、ASPnetやESDに相応しく、また「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム」の観点から、中国の先生方と「協同」でプログラムが検討され、また両国の児童・生徒の提案を取り入れて構成されています。内容は、国や学校が異なるだけでなく、年齢の異なる子どもたちが「若者世代」として交流し、自分の身近なところから持続可能性の問題を考え、学んだり発見したりしながらすべての人がつながっていけるような関係づくりを目指したワークショップです。
会場:大阪府立大学I-siteなんば (大阪市浪速区敷津東2-1-41 南海なんば第1ビル)
主催:大阪ユネスコスクール(ASPnet)ネットワーク、大阪府立大学
共催:文部科学省
後援:大阪府教育委員会・大阪市教育委員会
<成果>
1)参加校
(中国)
北京市中関村第1小学校、北京十一中学校(中学)、 中国人民大学付属中等教育学校 (高校)
(日本)
大阪市立晴明丘小学校、大阪市立関目東小学校、大阪市立鶴見橋中学校、NPO法人箕面こどもの森
学園、NPO法人立京田辺シュタイナー学校、大阪府立北淀高等学校、大阪府立佐野高等学校、大阪府立住吉高等学校、大阪府立泉北高等学校、大阪府立富田林高等学校、大阪府立長野高等学校、大阪府立松原高等学校、大阪・羽衣学園高等学校、奈良県立法隆寺国際高校[企画会参加のみ]
(17校)
2)日中(中日)ESD国際ワークショップ参加者(12月19・20日)
参加者数のべ250名余り(うち参加教員59名)
3)企画提案書に基づく本事業の特徴及び成果は次の点で顕著に見られた。
①学校でのESDの実践力を高め、かつその成果を通じて学び合う国際交流実践力を高めた。
②教員が「生徒参画の国際ワークショップ活動」に参加してESDの重要性を学ぶ
「参加・実践型ESD研修」として各方面に公開した。→これは極めて高い効果がある。
③大阪ユネスコスクールネットワークの学び合いの質を高めると同時に、
中国のASPnetとの国際的学び合い交流を深める。
④2015年以降のESDの重点となるグローバル・アクション・プログラム(GAP)の
具体的な実施を行った。
ネパール支援企画(2015年8月)
『知ろう!学ぼう!ネパールのこと』
大阪ユネスコスクールネットワーク ネパール支援企画 実施要項
1. 名称:『知ろう!学ぼう!ネパール支援会議』
2. 日時:2015年8月2日(日)13:00-16:00(終了見込み)
3. 場所:「I-site なんば」2階 C3
4. 目的
(1)震災支援の前提として、まずネパールについて知ること、および問題意識を共有すること
(2)自分たちにどのような支援ができるかを考えること、話し合うこと(あるいは各学校およびネットワークとしてどのような活動ができるかについて)
5. 対象者
(1)報告者:府立松原高校生徒
鶴見橋中学校生徒
府立泉北高校生徒
大阪府立大学留学生
パタク・ラメス君
(2)参加者:各学校参加希望者(報告者含む)
(3)人数:8月1日時点 確定人数 50名(学校数:9校)~51名
<内訳:小学生約10名、中学生10名、高校生32名>
6. 内容(概要)
(1)地震直前の時期にネパールを訪れた松原高校の皆さんから、スタディ・ツアーで学んだことや現地の様子を聞く
(2)鶴見橋中学校の支援活動の話を聞く
(3)泉北高校の皆さんによる支援活動の話を聞く
(4)ネパールから大阪府立大学へ留学中であるパタク・ラメス君から、ネパールについて、地震被害の様子、日本で出会った支援活動などについて話を聞く
(5)小中高校生の縦割りによる「ファミリー」をつくり、
①報告から学んだこと/分かったこと、
②何を困っていると考えられるか、
③自分たちに何ができるか、
④自分たちにはしたくてもできないこと、および可能であれば
⑤このために自分たちは何ができるか、について話し合い、発表・共有する
7.スケジュール
13:00 |
(0)趣旨説明(川島先生・小椋先生) (1)松原高校の発表(20分)・スタディ・ツアーで学んだことを通して (2)鶴見橋中学校の活動報告(15分)・生徒会中心の募金活動 13:40 休憩(5分) |
---|---|
13:45 | (3)泉北高校の活動報告(15分) |
14:00 | (4)ラメス君からの報告(20分) ・ネパールの紹介 ・ネパールの地震の様子 ・日本で出会った活動 ・メッセージ |
14:20 | 休憩(5分) |
14:25 | ファミリーわけ(5分)8G作成(6人<小1・中1・高4>×6G+7人×2G) |
14:30 | ファミリーづくり(10分) |
14:40 | (5)「ファミリー」 ・自己紹介 |
15:00 | ディスカッション ①学んだこと/分かったこと(10分) ・活動から分かること ・ネパールのことについて 15:10 ②何を困っていると考えられるか(10分) ・ブレインストーミング |
15:20 |
③自分たちに何ができるか(③~⑤ 15分) ・予想される内容 → 募金の場合UN関係機関へ/物の場合 ④自分たちにはしたくてもできないこと ・これについて誰にどうアピールしていけるか ⑤このために自分たちは何ができるか(するか) |
15:35 | ⑥発表(20分) |
15:55 | (6)各学校で共有(15分) |
16:10 | 終了 |